リハビリテーションにおける片麻痺患者の起立動作の改善過程の解明 〜滑らかさと安定性による評価〜

概要

理学療法士の介入による片麻痺患者の動作が改善したかを評価するため，本研究ではヒトを 4 リンクモデルで表現し，ジャーク，トルク変化，Zero Moment Point を用いて起立動作の滑らかさと安定性のを評価した．片麻痺患者 1 名の運動を計測し，理学療法士による介入を受けて起立動作を練習する前後の起立動作を比較した．結果として，理学療法士の介入後で起立動作の安定性は変わらず，より滑らかな動作になることが分かった．