全方向コンプトンカメラによる放射性物質探知手法の開発 (8) 放射線源とその周辺の障害物の環境地図上における特定と可視化

概要

放射性物質を用いたテロや放射性物質の盗難、紛失への対策のため、ガンマ線源の探知手法の開発が求められている。被ばく線量の低減等の観点から、線源探知は迅速かつ無人での測定ができることが望ましい。そこで、無人ビークルと全方向コンプトンカメラを用いた放射線源の探知システムの開発に取り組んでいる。本発表では、プロトタイプシステムに搭載した3D-LiDARによる周辺構造物の認識と環境地図上での線源推定について報告する。

収録
第69回応用物理学会春季学術講演会, 23a-F307-4

関連項目